Salesforce認定アドミニストレーター資格を取得するためには、一定の知識とスキルが必要ですが、一ヶ月で合格することは可能です。
私はSalesforce未経験の状態から、一ヶ月の学習期間を設けることで、無事試験に合格することができました!
この記事では、Salesforce認定アドミニストレーターがどのような資格なのか、私が実際にどのように学習を行ったのかなどを詳しく解説していきます。Salesforceに興味がある方や認定アドミニストレーターを目指している方に向けて、役立つ情報を提供します。是非ご覧ください!
※本記事はWinter ’23 リリース版の試験情報を参考としております。今後出題内容や範囲等が変更される可能性もありますので、適宜公式ドキュメントを確認することを勧めます。
Salesforce認定アドミニストレーターとは?
Salesforce認定アドミニストレーターとは、Salesforceプラットフォームの開発、管理に関する知識やスキルを持っていることを証明する認定資格です。Salesforceの管理者は、Salesforceシステムの設定、カスタマイズ、セキュリティ管理、ユーザー管理、データ管理、レポート作成などを担当し、自分たちの組織や企業が求める最適なシステムの構築を行います。
またこちら↓のページに示されている通り、Salesforceにはたくさんの資格が存在します。
その中の様々な資格の前提条件として「Salesforce 認定アドミニストレーター資格」が指定されています。そのため、認定アドミニストレーターの資格は、Salesforce管理者として活躍する上で是非取っておきたい資格となります。
合格するために実践したこと
ここから先は、私が資格合格のために実際に実践したことをご紹介します。
試験の詳細情報を確認する
まずは試験の詳細情報を確認します。
上記のページより、認定アドミニストレーター試験の詳細は以下のようになっています。
- 内容: 多肢選択/複数選択方式の 60 問
- 試験の所要時間: 105 分
- 合格点: 65%
- 受験料: 20,000 円(税抜)
- 受験方法: テストセンターにおける監督下の試験、またはオンライン環境における監督下の試験。受験方法の詳細については、こちらをクリックしてください。
- 参考資料: 試験中は、印刷物やオンライン資料は参照できません。
- 前提条件: なし。ただし、コースへの参加を強く推奨します。
まず内容に「多肢選択/複数選択方式」とある通り、全て選択式の問題が出題されます。そのため、記述式の問題は出題されません(あくまで”Winter ’23 リリース”までは)。
また問題数60問で、所要時間が105分あります。そのため、割と時間をかけて問題に取り組めると思います。
また受験料は20,000 円(税抜)となっており、基本情報や応用情報などの情報処理試験よりも高い価格設定となっています。
受験方法はテストセンターでの受験と、オンラインでの受験を選ぶことができます。これに関しては、自身が集中できる方法を採用すると良いと思います。
私は自宅よりも外の環境の方が集中できると考え、テストセンターでの受験を選びました!
出題範囲を確認する
次に出題範囲を確認します。Winter ’23 リリースでは以下のように設定されています。
内容 | 割合 |
設定とセットアップ | 20% |
オブジェクトマネージャとLightning アプリケーションビルダー | 20% |
セールス&マーケティングアプリケーション | 12% |
サービス&サポートアプリケーション | 11% |
生産性向上とコラボレーション | 7% |
データ管理&分析 | 14% |
ワークフロー/プロセスの自動化 | 16% |
このように公式ドキュメントには問題の出題内容とその割合が記載されていますので、どの分野に力を入れて勉強するか、などの参考にすると良いと思います。
Trailheadに取り組む
Trailheadとは、Salesforceが提供するオンライン学習プラットフォームであり、Salesforceの製品やプラットフォームについて学ぶことができます。
Trailheadの学習は、オンライン上での自己学習形式で行われます。そのため、ユーザーは自分のペースで進めることができ、実際にSalesforceの画面を用いて手を動かしながら学ぶことができます。
このTrailheadには様々なカリキュラムが存在しており、その中にSalesforce公式が作成した認定アドミニストレーターに合格するためのカリキュラムがあります。
まずはこちらのカリキュラムに取り組み、Salesforceを使うことで何ができるのかを理解してください。
この時のアドバイスなのですが、学習内容を隅から隅まで漏れなく覚えようとする必要はありません。ここではあくまで「Salesforceでできることを理解する」ということを念頭において学習するべきだと思うので、あまり時間をかけすぎないことをお勧めします。
過去問題に取り組む
Trailheadが終わりましたら、過去問題に取り組みましょう。
私の場合、過去問題はネット上で閲覧できる解説付きのものに取り組んでいました。
下記のサイトの問題集などを使わせていただきました。
過去問題を繰り返し解くことで、出題される問題の傾向を掴んでいきます。
実際の試験で過去問と同じ問題が出た場合、落としてしまうのはもったいないので、必ず正解できるようにしていきます。
また当然ですが問題で聞かれていることの理解も大切です。特に権限周りの理解は大切で、プロファイルや権限セットの扱い方などは確実に押さえておきましょう。
学習時間についてですが、私の場合平日は2~3時間、休日は4~6時間ほど取り組んでいました。
まとめ
今回はSalesforce認定アドミニストレーターに合格するための方法をまとめました。
ここで紹介したこと以外にも、公式のWebセミナーなどもありますので、是非勉強に役立ててみてください。
また、この他にも私がこれまで取得してきた資格の合格体験談などもアウトプットしていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。それではまた!
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